この日の審判は西村雄一、相樂 亨、名木利幸のワールドカップ代表トリオ。
赤嶺に対する後ろからの飛蹴りもカードを出さなかったのは、早くも南米仕様のジャッジだから?
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創建ホームマッチデーの招待客で久しぶりの18000人台。普段は空席が目立つSバック上段はレプを持たないサポーターを中心に満席。どうやら初観戦の方が多そうですし、こういう日は是非とも素晴らしいパフォーマンスを発揮して、再びスタジアムに足を運んでもらえるようにしたいところです。
試合は広島のキックオフでスタート。
試合は前半16分、太田の突破で得たスローインを、ウイルソンがダイレクトで折り返し、
赤嶺が下がりながらのボレー。これには相手の
某キーパーもまったく反応できず、電光石火のゴールでベガルタが先制!
広島はACL遠征を含む11連戦の影響か全体に体が重そうで、ボールに対する出足はベガルタが上回ります。どうやら広島は疲労を考慮して前半は体力温存の戦術の様子で、前半はベガルタリードのまま終了。
チアリーダー、今年は人数も増えて、ハーフタイムには新しいパフォーマンスも。もっと拍手してあげたいですね。
広島は後半開始から
日本代表の青山を投入し逆転を狙いに来ます。そしてホーム側に
某キーパー。ボールが渡るたびに大ブーイング。そのせいか、某キーパーは素早いボールの返しが目立ちます。
広島は高い位置に居座るミキッチ、清水から何度もサイドを崩しにかかりますが、ミキッチに対しては石川直と梁が、清水に対しては菅井と太田が、常に複数で囲い込んで、フリーでの決定的チャンスを作らせません。逆にベガルタはカウンターから両サイドが上がった広島DFの裏を突き、何度もチャンスを作ります。
ウイルソンのスルーパスから赤嶺のループは、惜しくもバーの上
ウイルソン が 突破からシュートを放つも、ボールは惜しくもゴール左へ
ウイルソン 、今度はシュート性のクロスをあげるが、惜しくも赤嶺触れず
何度も惜しい場面を作りながら、試合を決定づけられないのは、これまた昨年までのベガルタが帰ってきたということか・・・。しかし、守備陣の奮闘、そして
新ボンバーイエ健太郎の好守もあって、長めのロスタイムを守りきり、J1再昇格以来初めての対広島戦勝利。
もちろん、今日の広島のパフォーマンスが本来の広島の姿だとは思いませんが、勝ちは勝ち。しかもこれで5月は4連勝となり、順位も11位浮上です。
しかし、「買って兜の緒を締めよ」です。11位と言っても降格圏の16位G大阪とは勝点差は僅かに「3」。12位横浜FM、13位C大阪は1試合少ない結果ですし、他チームに比べて圧倒的に悪い得失点差のビハインドを考えると、まだまだ安心するわけには行きませんね。
とはいえ、今年の
Jリーグはここまで14節を終えて首位浦和ですら既に3敗、12位横浜FMまでの勝ち点差が12と、他を圧倒するチームがいない
混戦模様ですし、ACL組のハードスケジュールに起因するここまでの苦戦、さらにW杯後の選手移籍などを考えると、再開後はさらに混戦に拍車がかかりそうな状況です。
ベガルタにしても上を見ればACL圏内の3位神戸とは僅か勝点6差と、まだまだチャンスはありますから、代表組がいない事を利点に、この中断期間中にもっともっと連携を高めて、さらに上を目指して欲しいですね。