オレンジカードと南アフリカ大会
FIFAがオレンジカードの導入を検討するとか。1980〜90年代に隆盛を誇ったオレンジカードはSuicaなどの台頭により、すっかり衰退の一途を辿っていましたが、まさかFIFAにより復権させられるとは。ちなみにこちらは一度退場しても、前途無効にはならない模様。←くだらないおやぢぎゃぐで5分間退場か・・・
アイスホッケーのように、ペナルティボックスできるんでしょうかねぇ。
2010年W杯南アフリカ大会のチケットが20日から発売になっています。もし大会を観戦しようと思っている方がいらっしゃいましたら、旅の参考までに。
南アフリカ共和国は人口4700万人。面積121万平方キロメートルは日本の約3.2倍。首都は行政のプレトリア、立法のケープタウン、司法のブルームフォンテンに分かれています。通貨はランド。宗教はキリスト教が8割。
南アフリカ大会の開催期間は2010年6月11日から7月11日まで。南半球だから当然、真冬ですが、冬でも気温0度〜15度とのことですから、冬の東京と似たような感じですね。
日本からメイン会場がある南アフリカ最大の都市ヨハネスブルクまでは直行便がありませんので、ANAで香港まで、そこからは南アフリカ航空を利用することになります。
成田→香港(4時間35分〜4時間45分)
香港→ヨハネスブルグ(13時間10分)
合計所要時間:17時間45分〜55分
乗り継ぎを考えると、ほぼ丸1日かかりますね。さすが日本の反対側。ケープタウンまで足を延ばすなら、さらに2時間ほどかかります。これに比べて、帰路はちょっとだけ楽になりますよ。
ヨハネスブルグ→香港(13時間30分)
香港→成田(4時間5分〜4時間10分)
合計所要時間:17時間35分〜40分
ほら、ちょっとだけ。
直近の航空機事故率ランキングを見ると、南アフリカ航空は90社中、ワースト19位にランキングされております。そんな飛行機、怖くて乗れないという方には、同ランキングでベスト7位に入っている安全なBAでの旅がよろしいかと。ただし、こちらはロンドン経由で所要時間26時間の旅となりますが。(ちなみに私が夏の旅行で予約しているのはワースト1位のチャイナ・エアラインですけど、何か?)
犯罪発生率は日本の123倍。AIDSやコレラも蔓延している南アフリカ。メイン会場の最大の都市ヨハネスブルクに至っては殺人事件が日本の35倍、米国の7倍と言われる世界最悪の犯罪都市で、現在も外務省が危険情報を出している国ですから、それに比べたら南アフリカ航空での旅は遥かに安全と言えるかもしれませんけど。(しかし、日本代表、そんな国に行って大丈夫なんでしょうか・・・)
そういう訳で、今回のW杯のチケットはドイツ大会並みの金額に抑えられているということもあり、航空券30万円に1次リーグならチケット代7,400円を加えると、最低観戦価格は310,000円前後からとなりそうです。現地で盗難やタクシーでのぼったくりに遭わなければ・・・ですが。
南アフリカ大会は、地上波アナログで放送される最後のW杯でもありますから、リスクを負いたくない方は、航空券代で地デジ対応の大型フルハイビジョン・テレビを買うという手もありますね。
チケットは販売開始されたものの、治安が相当悪化している現状を見ると、本当に来年、南アフリカでW杯できるか疑問が残ります。来年、南アフリカで素晴らしい試合をみせてもらうために、こういう形やこういう形でできる範囲でW杯に参加するというのも、サッカーファンとしてはアリかもしれません。例えばオレンジカードの最低券面価格であった500円程度であっても。
民事再生2日目のお弁当はこちら。
ますます肉系から遠のいたかも。南アフリカよりは近いけど。
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